自分に自信が持てないときって、ありますよね
私は昔から、とても自己否定が強い人間でした。
「どうせ自分なんてダメだ」
「自分にはできない」
そんな気持ちを、ずっと心の中に抱えて生きてきました。
思い返すと、幼い頃から20代前半まで、いつも他人と自分を比べては落ち込んでいました。
「同い年なのに、あの人はできてるのに」
「あの人はお金があるから」
「環境が違うから」
…そうやって、自分に言い訳をしては距離を置いていたように思います。
たとえば学生時代。私は音楽が大好きで、特にビジュアル系などGLAYやLUNA SEAが大好きでした。
「なんで自分は、あんなかっこいい顔に生まれてこなかったんだろう」
そんなことを真剣に悩んでいたくらいです。笑
社会から離れた2年間で見つけた「自分」
そんな中、体調を崩して入院・療養することに。
およそ2年近く、社会から離れた生活をしていました。
その間、外の世界と遮断されて、
「自分だけが取り残されたような感覚」
劣等感に襲われる日々が続きました。
周りはどんどん前に進んでいくのに、自分だけが止まってしまっている。
そんな焦りや不安から、少し鬱のような状態になり、家から出るのもつらくなる時期もありました。
そして、とうとう自分に限界が来たときに
「もう、他人と比べるのはやめよう」
自分にできないことばかりを数えて、自分を責めていても何も変わらない。
だったら、
自分は自分の生き方をすればいい。
そう、少しずつ開き直ることができたんです。
自分の人生は、自分だけのもの
それから、少しずつですが「自分でいい」と思えるようになってきました。
もちろん、今でも時々誰かと比べて落ち込むことはあります。
でも、昔に比べたらずっと楽に生きられるようになりました。
自信がなくなるときって、多くは「他人との比較」からくるのかもしれません。
でも実際、完璧な人なんていないと思うんです。
仕事ができる人だって、プライベートではズボラだったり、朝起きられなかったり。
逆に、自分はそういうところが得意だったりするかもしれない。
人には表からは見えない「苦手」や「努力」がある。
だからこそ、比べることに意味なんてないんですよね。
まずは、自分で自分を認めてあげよう
誰かに認めてもらいたい。
そう思う気持ちはすごく自然だし、私もよくあります。
でもまずは、自分自身が「自分の頑張りを見てあげる」ことが大切だと思うんです。
たとえば、仕事で失敗したとき。怒られたとき。
落ち込むのは当たり前だけど、「自分なりにちゃんと考えて行動した」ことを、
自分だけはちゃんと知ってあげたい。
他人に否定されたからって、自分のすべてが否定されるわけじゃない。
そう思えるだけで、少し心が軽くなる気がします。
自分を好きでいる勇気を
職場にも、ちょっと怒られただけで深く落ち込んでしまう人がいます。
でも話を聞いてみると、そこにはちゃんと「考え」があって、「良くしよう」と思ってやったことがちゃんとある。
それって、すごく素敵なことだと思うんです。
だからこそ、自分も「そうしてあげたい」と思うし、まずは自分自身にもそうしてあげたい。
今日は、そんな気持ちを込めて「自分を好きでいよう」というお話をさせていただきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
比べなくていい。自分の歩幅で、自分を認めてあげよう。
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