引用元:Amazon
『夢をかなえるゾウ』というタイトル、聞いたことありますか?
私も名前だけは知っていました。
でも、表紙の抜け感やどうせ、
「よくある自己啓発本でしょ?」
という先入観で、読む気にはなれませんでした。
「夢なんてない」
「変わりたいけど、どうすればいいか分からない」
「本を読むのが苦手」
そんなことを思っている私が手に取った理由は、ちょっとずつ自分を変えたいと思ったから。
「忙しい日々の中で、少しでもいいから前に進みたい。」
そんな思いがあったんです。
でも自己啓発本って、難しくて読みづらいイメージがあるんだけど…
わたしもそう思ってた。
でも、この本はただの自己啓発本じゃなかったんだ・・・
この本は、従来の自己啓発本とは一線を画す、笑いあり涙ありの感動ストーリー。
読み進めるうちに、あなたの人生観が大きく変わる可能性があります。
なぜこの本が特別なの?
『夢をかなえるゾウ』の最大の魅力は、主人公とダメダメな神様ガネーシャとの掛け合いにあります。
主人公は、どこにでもいるような平凡なサラリーマン。自分を変えたいと思いつつも、いつも三日坊主で終わってしまう、まさに現代人の縮図のような存在です。
そんな彼の前に突然現れたのが、ゾウの姿をした奇妙な生き物、ガネーシャ。
なんと、インドの神様だというのです。
でも、この神様、
とんでもないダメ神様で・・・
ダメな神様?
それって矛盾してない?
そうなんだよね。
はじめは「なんだこいつ」って思ったよ。
ゲームばかりして、主人公の家に居座り、ニートのような生活を送るガネーシャ。
でも、この一見ダメそうな神様が、実は深い知恵を持っているんです。
そして、ガネーシャは主人公に次々と
『課題』を出していきます。
ガネーシャの出す課題はどれもシンプル。
偉人の格言を元にしたアドバイスを主人公が試行錯誤しながら進めていきます。
物語が進んでいくとガネーシャから課題が出せれます。
そして一緒に課題を進めていくことで
主人公が不思議とだんだん自分と重なっていきます。
具体的にどんな課題が出されるの?
例えば、
『靴を磨く』というガネーシャからの課題
「イチローくんはな、他の選手が先に帰っても、ずっと残ってグラブみがいてんのや。 彼はな、小学生の頃からそうしとんのや。 『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』言うてな。 そういう仕事に対するまっすぐな姿勢があるから、メジャーでずっとトップ取れてるんやで」
「ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、 カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。 そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!」
本書より引用
ひとつひとつ出される課題には偉人の格言を元に、私たちに刺さるように話してきます。
それを聞いて「はっ!」となることがたくさんあります。
なるほど、日常の小さなことから学べるんだね。
他にも学べることはあるの?
本書から学べる人生を変える5つのポイント
- 小さな行動から始める大切さ
ガネーシャが出す課題は、一見とても些細なこと。
でも、その小さな行動が、大きな変化につながっていきます。 - 当たり前の日常に隠れた気づき
日常の中にある当たり前のことに、実は大きな意味が隠されていることに気づかせてくれます。 - 感謝の心が人生を変える
周りの人や物事に対する感謝の気持ちが、実は成功への近道だということを教えてくれます。 - 偉人の言葉の真の意味
有名な偉人の言葉を、現代の私たちにも分かりやすく解説。
その真の意味を理解することで、人生の指針になります。 - 成功への近道は存在しない
地道な積み重ねこそが、本当の成功につながることを、ユーモアを交えて教えてくれます。
読んだ感想
最初は「夢を叶える必殺技」のようなものを期待いたのですが、実際はそれ以上の価値ある内容だったことに驚きました。
一見くだらないように見える課題も、実は深い意味があり、私もさっそく靴を磨いてみました。
最初は『ただ磨くだけ』で特に何も感じません。でも、続けるうちに『もっと丁寧に磨こう』『汚さないようにしよう』と思うようになり、物を大切に扱う気持ちが自然と生まれました。この小さな行動が、自分の心を少しずつ整えてくれるのを実感しました。
日常にある当たり前のことに、実は大きな気づきが隠されていることを学びました。
特に印象的だったのは、
【成功への近道は存在せず、地道な積み重ねこそが大切だということ】
でした。
近くで支えてくれている人や物を一番大切にしなきゃいけないのに、
いつの間にかそれが当たり前になってしまってたなって
すごく思った。
確かに、そうかもしれない。
私も読んで学んでみたい!
でも、忙しい人でも実践できるのかな?
大丈夫です。この本では、ガネーシャが出す課題はどれも日常に取り入れやすい内容ばかりです。
例えば、主人公が苦戦しながらも挑戦する姿は、まるで自分の物語を読んでいるような感覚を与えてくれます。そして、何より『今すぐできること』が多いので、難しく考えずに実践できます。
なるほど。
じゃあ、どうやって始めればいいの?
もし今の生活に少しでも変化を加えたいなら、ぜひ『できそうなことを一つ』始めてみてください。
先のことを考えず、とにかく一歩踏み出すこと。
それが夢を叶える第一歩です。
まとめ
「夢をかなえるゾウ」は、単なる自己啓発本ではありません。
笑いと学びに満ちた、人生を変える旅への誘いなのです。
夢や目標が分からない人、何をしたらいいか迷っている人にこそ、おすすめの一冊です。
今すぐ本を手に取り、ダメダメな神様ガネーシャと一緒に、あなたの人生を変える冒険に出発しませんか?
きっと、あなたの中に眠る可能性に気づき、新たな一歩を踏み出すきっかけになるはずです。
コメント